結婚祝いにミキサーを贈るなら、長く使えて高性能のものを選びたいですよね。
高性能のミキサーといえば、バイタミックス(Vitamix)とブレンドテック(Blendtec)の2大ブランドが有名です。
高性能ミキサーの魅力と、どちらのブランドがいいか迷う!という方のためにバイタミックスとブレンドテックの違いをご紹介します。
◆高性能ミキサーをおすすめする理由
バイタミックスとブレンドテックはどちらも、アメリカ生まれのブランド。どちらも、ハイパワーのモーターで野菜や果実の皮や芯などを粉砕する能力のある高速回転が自慢のミキサーです。健康や美容への関心が高い、欧米で先駆けて拡大した食物を皮や種などもまるごと摂取する「ホールフード」を可能にするミキサーとして人気があります。
「ホールフード」はその名の通り、普段は調理の際に捨ててしまっていた皮や種なども含めて素材をまるごと食べるという意味です。近年「ファイトケミカル(植物由来の化学成分)」の多くが皮や種などの部分に含まれているという研究結果が相次いで報告される中で、そのままでは食べにくい野菜や果物の繊維質な皮や、固い種などをあっという間に粉砕し、なめらかな食感にできる調理器具として注目されています。毎朝飲みたい野菜やフルーツたっぷりのスムージーから、お料理の下ごしらえにと使い勝手がよい点も結婚祝いに選ばれる理由です。
◆バイタミックスとブレンドテックの違い
ハイパワーのミキサーとして先に発表されたのはバイタミックス。ブレンドテックより先駆けて日本でも販売されたため知名度も高いですね。一方のブレンドテックは後発のため歴史や認知度は浅いですがバイタミックスにはないコンピューター制御どのデジタル操作が特徴です。どちらのミキサーを贈ろうか悩んでいる方のために、もう少し詳しく比較してみましょう。
1.基本操作
バイタミックスがアナログ式なのに対し、ブレンドテックはデジタル式という違いがあります。アナログ式はシンプルで誰でも使いやすい、デジタル式は一度設定すれば次回からは同じ動作を再現できる利便性があります。
2.コンテナの形状
2つのコンテナに注目してみると、横幅が広く底がたいらなのがブレンドテック、高さがあり、すり鉢状になっているのがバイタミックスです。コンテナの底に向かってシェイプされている形状のバイタミックスの方がスマートな印象を受ける人が多いようです。
3.コンテナの容量
次は、一般家庭向きのモデルの容量を比べてみましょう。バイタミックスのTNC5200のコンテナ容量は2リットル、ブレンドテックのブレンダークラシック570の容量は2.66リットルと、さほどの差はありません。ブレンドテックの方が容量が大きいのですが、実際に食材を入れるとなると、バイタミックスの方がコンテナの上部まで入れられます。カサのある食材を入れるにはバイタミックスの方が使いやすいでしょう。
◆ミキサーとしての実力は?
操作感やデザインの違いはあれど、ミキサーや調理器具としての性能は甲乙つけがたいのが正直なところです。どちらも、食材を粉砕するには十分な威力をもっており、メーカーの保証期間も長く安心して使えます。しいて言えば操作方法がシンプルなアナログ式と、メモリー機能が使えるデジタル式のどちらが好みかというところでしょう。一方、知名度やキッチン家電の人気度では圧倒的にバイタミックスが有利です。ブランドイメージから考えると、結婚のお祝いとして贈るならブレンドテックより一歩リードしているのではないでしょうか?